家のこと
用・強・美を備えた小さな「器」。
それが理想の家だと考えています。
・住みやすく頑丈で、長持ちすること
・家族の命を守ること
・無駄がなく飽きのこないデザインであること
そんな美しい器がいいなと思っています。
ひとつ屋根の下で。
単純に一枚の屋根で覆われ、限りなくワンルームであること。
結果として、シンプルなプランと構造は、強度を高め、無駄な動線を減らし、限られた空間を使い切ることにつながります。
さらに、ひとつ屋根の下で暮らすという家本来の感覚をいつでも感じることができます。
小さく始める。
一般的な家づくりでは、数十年間の生活変化も織り込みながら設計し、
細部まで造りこみ、一気に完成させるのが普通のようです。
コストについても、ローンを含め最初に全力で投入してしまいます。
一方、無理をせず小さく始めて必要に応じて大きく育てるという手もありますよね。
何より、小さな家は大きな家より初期のコストが抑えられます。
また、同じコストをかけるのなら、より質の高いものができるのは言うまでもありません。
とにかく小さく小さく始めて、初期投資を最小限に抑え、できるだけローンに縛られない、
育てる愉しみのある家づくりがいいですね。
街並みも美しく。
住む人にとっても道ゆく人にとっても、魅力的な美しい家を。
それから、小さくても、落葉樹一本でも構わないので、庭を。
美しい家と庭は街並みも美しくします。
車での移動ではなく、散歩するのが楽しい街。
良い家づくりは、住む人を幸せにするだけでなく、環境にも良いインパクトを与えます。
機会がありましたら、またお話させてください。それでは。